2012年4月 のアーカイブ

光と影

2週連続で土曜日の雲行きが怪しかった。

とはいえ、2週間前の土曜日にはハーレーに乗って滋賀県の近江鉄道の駅まで向かった。

というのもブロ友のハッセルさんの記事を読んでどうしても古い駅を見に行きたかったからだ。

明るい日差しの下、ごくたまにやっている電車の音以外は鳥のさえずりしか聞こえないような牧歌的な情景。あこがれる。

最近手に入れたブロニカでも写真を撮りたい。

(参考・・・ハッセルぶらっとさん)

いつものなら下道をくねくね進む所だけど、面倒くさいので名神高速に乗って向かう。

それなりに着込んだつもりではあったけど非常に寒い。なんだろう、4月だというのに・・と思っていたら滋賀に入ったら雪が降りだした。

coiling round - one snowy morning
Bronica S2A / Nikkor75mmF2.8 + Kodak Tri-X

こりゃ参ったね。

しかし適当に降りて戻るかどうか考えていたら目的の竜王インターに着いてしまったし、少しがんばってみよう。どうせすぐにはつもることはないだろうし。

日常生活でふやけた体に渇も入るってもんだ。

****

目的の朝日野駅に到着したが雪が結構強い。グローブをはずした手はカメラのピントをあわせるのも難しいぐらいかじかんでしまう。

部活だろうか?自転車の乗った高校生ぐらいの男の子がもの珍しそうに自分をみていたが、用事があるのかさっさといなくなってしまった。

もういいじゃないか、天気も悪いし帰ろうよ、と自分に言い聞かせるが、悲しいかなカメラでその薄暗い寒くて切ない情景を撮りたいと思ってしまう。

駅周辺には人影はなく、雪交じりの冷たい風がふいているだけ。

decay and the life

Bronica S2A / Nikkor 75mmF2.8 + Kodak Tri-X

なんとか120フィルムを撮りきることができた。もう潮時かな・・。

こう寒いとやっぱり熱燗だよなあ。七味唐辛子をふんだんにふりかけた煮込みうどんなんか食べたりして。

そういうことを考えていたらもう未練はない。さあ、帰ろう。

さいわい雪は積もることはなく、滋賀をぬけたあたりから天気も少し回復したがやっぱり寒かった。

家に帰って冷え切った体を熱いシャワーで流して煮込みうどんをつくり、コタツに入って熱燗を一杯。

あれ、今日は何しにいったんだろう、と自問自答するが答えはない。熱燗もいい具合だしもういいや、と。

広告

, ,

6件のコメント

しっくりくるもの

カメラを持ってツーリングに行って、それなりに疲れて帰ってきてから風呂に入っても休まずにフィルムの現像をする。

時間は午後の2時ぐらいがいい。

さっさと座って一刻も早くビールが飲みたいのだけれでも。

iPhoneの 現像タイマーを見ながら精一杯誠実に現像をすすめる。

てきぱきと現像器材も洗って、フィルムを丁寧に風呂場に吊して。

Sunday afternoon
Flexaret, Ilfrod HP5+ / Rodinal 1:50 38C

喉が渇いていても、唸りながら鍋にお湯をわかして塩を数回。

パスタがアルデンテを通り越してしまわないように気をつけながらフライパンにオリーブオイルとニンニクを炒めてさっさとパスタを入れてパセリをまぶして。

そこでやっと冷蔵庫からおもむろに取り出す一本。

いやいや、タバスコを忘れちゃあいけない。あれあれ、どこに置いたっけかな。

もどかしい思いをしながらパスタを入れた皿を置いてフォークをとりだす。気がついたかのように冷蔵庫から冷えた一本を取り出す。

もちろんテーブルをきっちり片付けて軽く拭いておくことを忘れるようなことはしない。そうそう、きっちりとね。

ああ、やっとビール。そこに至る道のりが長ければ長いほど愛おしい。

そういう思いをするために週末はカメラを持ってツーリングに行こう。晴れるといいなあ。

shading glade
Flexaret IV , Kodak Tri-X / Rodinal 1:25

12件のコメント