vuescanを使ったモノクロフィルムのスキャン

こんばんは。mosです。

その後フィルムのスキャンはいつも vuescan + GT-X970でやっているのですが、自分向けのメモも兼ねてモノクロフィルムをスキャンするときのワークフローをメモしておきます。

以前のエントリーについては

vuescanを使ったネガフィルムのスキャン(その1)

vuescanを使ったネガフィルムのスキャン(その2)

を参照してください。

[A]  RAWスキャン

以前にお話したような感じですが、

  • スキャンサイズはブローニーなので 1600dpi ( プレビューは800以下で十分)
  • 本来モノクロの場合にはスキャンビット数を 16bitグレーにするのが普通ですが、なぜかすごく時間がかかる。

16bit グレーの場合、一枚のスキャンに5分ぐらいかかったりする。一服しながらコーヒーを飲み終えてもまだ一枚終わっていないときもある。

本来 グレースケールには RGB情報・チャンネルがないのですが、ここは疑似的に 48bit RGB にしちゃいます。対象もカラーネガに。

(注意)モノクロフィルムは本来 16bitグレーで読み込むのが正論とは思うのですが、時間がかかるので「私の場合は」こうやっている、と解釈していただけると助かります。

なお、最初はバッチスキャンは「オフ」にしておきます。(露出のロックの操作が必要だから)

  1. 最初のプレビュー(↑)・・・妙な色になるけど気にしない
  2. フィルムの露光していない部分をマウスで矩形に選んで(対応するフレームナンバーになる)「露出のロック」をチェックしてもう一回プレビュー
  3. 各フレームの位置をフレーム枠の中央をドラッグして調整(2. で使ったフレームは「切り抜き」タブで「 6 x 6 cm 」にしてから調整)
  4. すべてのフレームもしくはリストでスキャンしたいフレームを記載(1,2-4, 6とか)して 48bit RGBでスキャンして出力(注)する。

スキャン時間は一枚あたり1分数十秒ぐらい。16bitグレーのときの1/3以下です。

[ 2012/04/10 追記 ]

RAWファイルの書き出しの bit数ですが、16bit グレーです。

訂正させていただきます。(48bitRGBでも問題はないようです)

[B]  RAWファイルの読み込み・調整・TIFFへの書き出し

[A]でスキャンしたファイルは 48bit RGBの RAWファイルになっているので、読み込みメニューの設定は

切り抜きタブは 「最大」でいい。プレビューとスキャンの解像度は一緒でいいでしょう。(プレビュー・スキャンともに時間がかからないし)

プレビューの例。良い感じ。

16bit グレーでRAWでも一緒ですが、あくまで”RAW”なので調整をしたい。

対象が白っぽい花びらなのにちょいとハイライトがとんでいるようにも見えるのでホワイトポイントを右に動かしてハイライトの成分を拾ってあげる。

トーンカーブも適宜調整して

書き出しは当然、16bit グレーで。

仕上がったものを Lightroomに読み込んで焼き込み・覆い焼きをちょいとして微調整したものが

ではまた。

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  1. #1 投稿者: fxdbi (2012年4月8日 - 10:42 am)

    初めまして 震災の影響で フィルムカメラが残っているのは WISTA45 SPとニコノスVぐらいです。
    形見のカメラを含め他のRBsd一式 は破損しました。FM2も怪しくて 振ると かたかたと音がしますがとりあえず写りそうなので とっておくことに決めて、ドライ庫4個が吹っ飛んで カメラが放り出され 上下が逆さまになってたりドライ庫にドライ庫がささってたりで家中大変な状態だったのに 冷凍庫にしまってた 冷凍食品はちゃんと冷蔵室に入って笑ったのですが ほとんどの財産は 壊れました。
    ここに見るスキャナーも スキャン技術も 今では懐かしく思います。

    • #2 投稿者: mos (2012年4月9日 - 3:48 am)

      はじめまして!
      ブログに訪問させていただき昨年の3月からの分を読ませていただいています。
      いろんなことが少しずつ、少しずつ明るく暖かくなっていくことを祈っています。

  2. #3 投稿者: Ryuji - boston photog (2012年4月9日 - 7:36 am)

    Lightroom であとから調整するなら、最初からDNGフォーマットでスキャナーのセンサーから出てくる信号をそのまま記録しては?トーンカーブとか、ホワイト点とか、スキャン時点では気にせずにバンバンスキャンしてあとからいじれますから、TIFFよりも気楽にまとめてスキャンできてはかどります。

    • #4 投稿者: mos (2012年4月9日 - 8:13 am)

      アドバイス、ありがとうございます。
      自分のワークフローだとRaw Tiffでまとめてスキャンしてもういちど vuescanで Raw取り込みをしてある程度追い込む、という形です。
      vuescanのワークフローでよく見かけるのが Raw出し > Tiff 出しが多いのでそれに準拠しておりました。そうした方たちも Photoshopで追い込む方が多いように感じます。
      考えてみれば RAWのまま Lightroomで読んで反転して追い込む方がおっしゃるように一段減っていいかもしれません。
      一度試してみます。

    • #5 投稿者: mos (2012年4月9日 - 11:45 am)

      帰宅したので試してみました。
      DNGだとRAW,つまりネガになりますのでlightroomで反転は可能なものの、トーンカーブが逆になるので微妙です。
      手持ちのPSEだとactionが作れないのですが、いろいろと試行錯誤してみます。

  3. #6 投稿者: Ryuji - boston photog (2012年4月9日 - 4:16 pm)

    VueScanでトーンだけ単純に反転して、あとはいじらずにDNGにしてセーブすることも可能です。この場合、トーンカーブが逆にならないので、その点の違和感はなくなります。

    まだスキャンしていませんが、LR4.1RCにアップグレードしたので、スキャンからのDNGの扱いに変更点があるか気になります。

    • #7 投稿者: mos (2012年4月10日 - 5:32 am)

      こんにちは。いつもありがとうございます。
      ということは Color tabで invert を指定して DNGの RAW出しってことですね。
      試してみます。

      • #8 投稿者: Ryuji - boston photog (2012年4月10日 - 5:42 am)

        私の設定ファイルを読むためにVueScanを起動してみましたが、スキャナーが接続されていないとちゃんと設定が反映されないので確実なことはいえませんが、確かファイル出力のところにあるよくわからないスイッチにチェックを入れるとネガ像を反転した以外は生の絵がDNGに記録されたように思います。

      • #9 投稿者: mos (2012年4月10日 - 5:47 am)

        ご丁寧にありがとうございます。
        今は officeで確認がとれませんので帰宅したら試してみます。

      • #10 投稿者: mos (2012年4月11日 - 12:38 pm)

        その後やってみましたが、 Output | RAW output with “save” , Output | Raw save filmでポジで出力ができました。
        なるほど、このまま Lightroomに流し込むと便利ですね。次回の現像のときに試してみます。
        情報ありがとうございました。

  1. Agfa Isolette I | 老猫とオートバイ時々カメラ

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